ファルコン植物記(2125)【ニホンズイセン】(4)
12月
29日
「水仙」としては、1(ラッパスイセン) 2(大杯スイセン) 3(小杯スイセン) 4(八重咲き) 5(しずく咲き) 6(シクラメン咲き) 7( 房咲き:Jonquilla and Apodanthus Daffodil)8(房咲き:Tazetta Daffodil) 9(口紅スイセン) 10(Bulbocodium Daffodil) 11(蝶咲き) 12(その他) 13(原種)などに分類されています。
【ニホンズイセン】は、8(房咲き:Tazetta Daffodil)らしく開花した花の後ろや開花寸前の蕾が数輪ついています。
【ニホンズイセン(日本水仙)】と言いますが、原産地はスペイン、ポルトガルの地中海沿岸とアフリカ北部原産で、日本へは中国南部を経由して渡来しています。関東以西から九州で暖地の海岸線に自生しています。葉茎は緑色で細長く厚みがありショウブの葉を小さくした形をしています。日本で水仙と言えばこの花です。12月~翌年2月に、芳香のある盃状の小花を咲かせます。花被片6枚の内、外側に萼が3枚、内側に花弁が3枚あります。花の中心にある橙色の筒状のものは副花冠です。