【全国消費者物価指数の推移 (前年同月比、生鮮食品は除く)】
総務省が発表しました家庭で消費するモノやサービスの値動きをみる11月の全国の消費者物価指数(CPI、2020年=100)は、変動の大きい生鮮食品を除いた指数が「103.8」となり、去年11月より(3.7%)の上昇となっています。第2次オイルショックの影響が残る1981年12月以来、40年11か月ぶりの歴史的な上昇幅となっています。
消費者物価の上昇は、今年4月に日銀が目標としてきた(2%)を超えたばかりですが、それからわずか7か月で(4%)近くまで上昇する急激なものとなりました。
品目別に上昇率を見ますと、生鮮を除く食料は(6.8%)、食料全体は(6.9%)でした。食品メーカーが相次ぎ値上げを表明した食用油は(35.0%)、牛のえさ代の高騰をうけて、11月に乳業大手が一斉に値上げした影響で牛乳は(9.5%)、ポテトチップスが(18.0%)、弁当や冷凍品といった調理食品は(6.8%)でした。外食も(5.3%)と高い伸び率でした。
エネルギー関連は(13.3%)でした。10月の(15.2%)を下回ったものの、14カ月連続で2桁の伸びとなっています。都市ガス代は(28.9%)、電気代は(20.1%)上がっています。ガソリンは価格抑制の補助金効果もあって(1.0%)のマイナスと1年9カ月ぶりに下落しています。
家庭用耐久財は(10.7ています)上がった。原材料や輸送価格の高騰でルームエアコン(12.7%)などが値上がりしています。携帯電話機が(20.1%)上昇しました。
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