ファルコン昆虫記(955)【ニホンヤモリ】(3)
9月
27日
硝子ガラスを開けますと逃げられそうで、運よくそのままでもおなか側の撮影にしかなりませんので、ガラス越しの撮影です。
江戸時代に来日した<シーボルト>が新種として報告したため、種小名の japonicus(「日本の」の意)が付けられていますが、ユーラシア大陸からの外来種と考えられており、日本固有種ではありません。日本に定着した時期については不明ですが、平安時代以降と考えられています。日本の複数の都道府県において、レッドリスト(準絶滅危惧、情報不足など)の指定を受けているようです。
【ニホンヤモリ】の寿命は5年から10年といわれていますので、以前に逃がしてあげたヤモリが、元気な姿を見せてくれたのかもしれません。