埼玉県川越市を舞台に、年老いた孤独な照明職人と自称クラブシンガーの女性が織りなす心の交流を、クラシックジャズの音色とともに描いた『リ、ライト』が、2022年9月23日より公開されます。
アンティーク照明の修理店を営みながらひとりで暮らす老人「野口藤吾」のもとに、クラブシンガーを名乗る「水崎洋子」が訪れます。彼女は、20年前に姿を消した藤吾の息子「耕輔」の子を身ごもっているといいます。「洋子」の素性を怪しんで追い出そうとする「藤吾」でしたが、行くあてのない彼女を仕方なく店に泊めることになります。
「洋子」との奇妙な共同生活を通して、他人との交流を避けるように暮らしてきた「藤吾」の心に少しずつ変化が現れてきます。
「洋子」を『日本独立』の<梅宮万紗子>(45)、「藤吾」を『魍魎の匣』(2007年・監督:原田眞人)の<大森博史>(67)が演じています。本作が長編デビュー作となる<一ノ瀬晶>が監督・脚本・編集を手がけています。
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