『雨を告げる漂流団地』@<石田祐康>監督
9月
11日
取り壊しの進む団地に入り込み、不思議な現象によって団地ごと海を漂流することになった小学6年生の少年少女たちが繰り広げるひと夏の別れの旅を描いています。
姉弟のように育った幼なじみの「航祐」と「夏芽」は小学6年生になり、近頃は「航祐」の祖父「安次」が亡くなったことをきっかけに関係がギクシャクしていました。夏休みのある日、「航祐」はクラスメイトとともに取り壊しの進む「おばけ団地」に忍び込みます。
その団地はかつて「航祐」と「夏芽」が育った、思い出の家でした。「航祐」はそこで思いがけず「夏芽」と遭遇し、「のっぽ」という名の謎の少年の存在について聞かされます。
すると突然、不思議な現象が起こり、気が付くと周囲は一面の大海原になっていました。海を漂流する団地の中で、「航祐」たちは力を合わせてサバイバル生活を送ることになります。
監督はこれが長編2作目となる、『ペンギン・ハイウェイ』の<石田祐康>が務めています。劇場公開と同時にNetflixで配信されます。