<グーグルロゴ>(262)「津村紀三子生誕120周年」
8月
16日
<津村紀三子>は、1902年(明治35年)8月16日、兵庫県明石生まれで本名は<しげ>です。
1921年(大正10年)朝鮮京城(現・ソウル)で『羽衣』・『菊慈童』などを演じています。<観世華雪>に師事していましたが、当時女性の演能はゆるされませんでしたので破門されています。
大槻十三門で正式に能楽界へ復帰、1939年(昭和14年)観世流シテ方の女性師範第1号となりました。1969年(昭和49年)4月12日に、71歳で亡くなられています。近現代能楽史における女性能楽師の先駆者でした。