『島守の塔』@<五十嵐匠>監督
7月
18日
「鉄の暴風」と呼ばれた激しい空襲や艦砲射撃、そして上陸戦により、約20万人が犠牲となった太平洋戦争末期の沖縄戦。絶望の淵に立たされながらも「命こそ宝」と訴え後世に希望を託した2人の人物と、戦争に翻弄される沖縄の人々の姿を描き出しています。
軍命に従いながらも県民の命を守ろうとした戦中最後の沖縄県知事「島田叡」を<萩原聖人>、職務を超えて県民を守るべく奔走した警察部長「荒井退造」を<村上淳>、「島田叡」の世話役を務める県職員「比嘉凛」を<吉岡里帆>、名作映画『ひめゆりの塔』(1953年・監督:今井正)にも出演した<香川京子>が現代の「凛」を演じています。
監督は、『地雷を踏んだらサヨウナラ』(1999年)の<五十嵐匠>が務め、<五十嵐匠>監督と『武士の家計簿』の<柏田道夫>が共同で脚本を担当しています。