<久保史緒里>花魁「桜雅」@舞台『桜文』
6月
23日
明治中期が舞台。<久保史緒里>が演じる吉原随一の花魁「桜雅」は、妖艶なたたずまいとともに決して笑顔を見せないことで知られていました。
ある日、少女時代に心から想い合っていた少年とうり二つの男性、<ゆうたろう>(24)扮する「霧野一郎」と出会い、物語の歯車が動きだします。
「桜雅」と深くかかわっていく、小説家志望の青年「霧野一郎」のには<ゆうたろう>、禿上がりの若い遊女である振袖新造の「葵」は<松本妃代>、「桜雅」の髪を結い続け、吉原随一の花魁となっても心許し信頼した髪結い「与平」は<石倉三郎>が演じます。さらに、当代きっての大店、紙問屋の旦那で、物語が大きく動くきっかけとなる「桜雅」の豪華絢爛な花魁道中を開く「西条宋次郎」役は<榎木孝明>が務めます。<秋之桜子>氏が脚本、<寺十吾>氏が演出を担当しています。