5月31日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は7営業日ぶりに反落して始まりました。
米原油先物相場が、2カ月ぶりに大きく上昇しています。インフレ懸念が強まり、企業業績の悪化や米連邦準備理事会(FRB)の積極的な金融引き締めを警戒した売りが出ました。
欧州連合(EU)が30日夜にロシア産石油の輸入禁止で合意し、需給の逼迫観測が高まりました。ニューヨーク原油先物相場は31日朝に一時1バレル=119ドル後半まで上昇しました。ダウ平均は前週に大きく上昇しており、目先の利益を確定する目的の売りも出やすい情況でした。
ダウ平均は午前に400ドル超下げた安値「3万2752ドル34セント」後は下げ幅を縮めています。米長期金利が一時(2.87%)と27日終値(2.74%)から上昇し、金融株に利ざや拡大を見込んだ買いが入りました。
終値は、前営業日の27日に比べ222ドル84セント(0.67%)安の92990ドル12セントで取引を終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は4営業日ぶりに反落し、前営業日の27日に比べ49.740ポイント安の1万2081.391で終えています。
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