28日(日本時間29日)、第75回カンヌ映画祭授賞式がフランスで行われ、コンペティション部門に出品されました、<是枝裕和>監督(59)初の韓国映画『ベイビー・ブローカー』(2022年6月24日公開)に主演した韓国の俳優<ソン・ガンホ>(55)が、韓国人俳優として初の最優秀男優賞を受賞しています。 一方、<是枝裕和>監督は2018年の『万引き家族』以来、4年ぶり2度目の最高賞パルムドール受賞には至りませんでした。 <ソン・ガンホ>は、2019年にパルムドールを受賞した韓国映画『パラサイト 半地下の家族』にも主演していますが、同映画祭の男優賞受賞は初めてになります。 『パラサイト 半地下の家族』は、翌2020年の米アカデミー賞でも非英語作品として初の作品賞をはじめ監督賞、脚本賞、国際長編映画賞の4冠を獲得していますが、個人賞の受賞はありませんでした。