11日の東京株式市場で日経平均株価は3日続落して始まりました。始値は前日比121円72銭安の2万6045円38銭でした。前日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価が連日で年初来安値を付け、投資家の米金融引き締めへの警戒感は強く出ています。東京市場でも朝方は日経平均先物や現物株に売りが先行しました。 後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は前日比50円ほど高い2万6200円台前半で膠着感の強い展開でした。11日夜に4月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、様子眺めが強まっています。 終値は、3日ぶりに小反発し、前日比46円54銭(0.18%)高の2万6213円64銭で取引を終えています。朝方は売りが先行したものの、徐々に買い戻しが優勢となりました。