3日、米労働省が発表した3月の雇用動態調査で非農業部門の求人件数(速報、季節調整済み)は前月比20万5千件増の1154万9千件となり、2000年12月の調査開始後の最高を更新しています。 新型コロナウイルス禍からの経済活動再開を背景に企業の人手不足感が強く、旺盛な採用意欲が浮き彫りになりました。 一方、採用件数は9万5千件減の673万7千件にとどまり、雇用の需給ギャップが大きいことを改めて示しています。 求人件数を産業別でみますと、小売業が15万5千件増と大きく伸び、耐久財製造業も5万件増になっています。