ダウ平均株価(4月28日)@終値3万3916ドル39セント
4月
29日
前日夕に市場予想を上回る決算を発表した交流サイトのメタプラットフォームズが急伸し、今週下げが目立っていたハイテク株に見直し買いが入りました。好決算を発表したハイテク以外の銘柄が買われたのも相場を押し上げています。
メタプラットフォームズは2022年1~3月期の1株利益が市場予想を上回ったのが好感され(18%)高で終えています。ハイテク株全般に買いが波及し、ダウ平均の構成銘柄では顧客情報管理のセールスフォースが(6%)上げ、スマートフォンのアップルも大幅高となりました。
朝方に市場予想を上回る増収増益決算を発表した製薬のメルクが(5%)上昇。決算で売上高や特別項目を除く1株利益が市場予想を上回った外食のマクドナルドも買われ、中国経済の減速懸念から足元で売られていたスポーツ用品のナイキが大きく上昇しました。
一方、前日夕に発表した決算が減益だったバイオ製薬のアムジェンが大幅安でした。米金融引き締めや世界経済の減速への警戒感は強くダウ平均は朝方に小安くなる場面もありましたが、下値は堅く午後にかけて上げ幅を広げています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反発し、前日比382.595ポイント高の1万2871.528で終えています。S&p500種は、前日比103.54ポイント高い4287.50でした。