【 東証の市場再編のイメージ図 】
25日、東京証券取引所が2022年4月に実施する市場再編で、東証1部約2180社のうち8割超が最上位のプライムに移行する見通しとなったことが判明しています。
これまでに下位市場を選んだのは約1割に当たる208社にとどまり、最終的に300社程度が見込まれています。
東京証券取引所は最上位市場の銘柄を厳選し世界から投資を呼び込む狙いでしたが、再編後も大勢は変わらないことになり、思惑は外れた形になっています。
各市場には、流通株式の時価総額や比率などの基準が設定されていますが、現状の1部企業に配慮し、基準以下でも適合に向けた計画書を出せばプライムに移行できる経過措置が設けられています。
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