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- ダウ平均株価(12月8日)@終値3万5754ドル75セント
8日の米株式市場でダウ工業株30種平均は小幅に3日続伸して始まり、終値は前日比35ドル32セント(0.090%)高の3万5754ドル75セントで取引を終えています。
新型コロナウイルスの「変異型(オミクロン)」の感染拡大に対する懸念が後退し、買いが先行しています。ただ、米株は今週に入り1100ドルあまり上昇しており、利益確定売りも出て一時大きく値を下げています。
8日、製薬のファイザーは独ビオンテックと共同開発したコロナワクチンの3回目接種が「変異株(オミクロン)」に対しても高い予防効果を持つとの調査結果を発表しています。ワクチンの接種で感染拡大や重症化のリスクが抑えられるとの期待が好感されています。
これを受け、消費関連株が買われています。クレジットカードのアメリカン・エキスプレスと映画・娯楽のウォルト・ディズニーが高く、航空機のボーイングにも買いが先行しています。
ダウ平均の構成銘柄以外では空運やクルーズ船など旅行・レジャー株の上げが目立っています。
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