神戸：ファルコンの散歩メモ

米大リーグの＜ダルビッシュ有＞投手（35）が所属しています「サンディエゴ・パドレス」（本拠地：カリフォルニア州サンディエゴにあるペトコ・パーク）は、現地時間の１日、前阪神の＜ロベルト・スアレス＞投手（３０）と単年契約〈推定：年俸７００万ドル（約７億９千万円）程度〉で合意したと発表しています。

＜スアレス＞は阪神での２年間で６７セーブを挙げるなど絶対的守護神として活躍しました。２年連続でセ・リーグの最多セーブに輝いた実績があります。阪神は今季から新たに２年契約を結んでいましたが、来季はスアレス側に選択権があり、阪神球団は１１月３０日、大リーグへの夢を追わせていただきたいということで交渉を断念、退団の発表がありました。

「パドレス」とは単年契約で合意。２０２３年は選手側に選択権があるようです。＜ダルビッシュ有＞は前日、米国の記者が「スアレスが、パドレスと本格交渉に入った」との情報を引用し「阪神のスアレス選手がパドレスに来るかも？」と反応していましたが、これで晴れて正式にチームメートとなっています。来季は＜ダルビッシュ有＞―＜スアレス＞という野球ファンには、注目の継投策も実現しそうです。

ベネズエラ出身の＜スアレス＞は２０１６年にソフトバンクに入団。２０２０年に阪神に移籍すると、守護神となり、２０２０年に２５セーブ、今季は４２セーブで２年連続の最多セーブのタイトルを獲得しました。ＮＰＢ通算では１９１試合に登板、７勝１３敗６８セーブ３７ホールド、防御率２・８１の記録を残しています。