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- ダウ平均株価(11月8日)@終値3万6432ドル22セント
8日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は続伸して始まりました。午前9時35分には前週末比201ドル23セント高の3万6529ドル18セントと、取引時間中に最高値をつけています。米下院が5日に1兆ドル規模のインフラ投資法案を可決しました。政策が追い風となる銘柄を中心に買われ、相場を押し上げました。
終値は、前週末比104ドル27セント(0.29%)高の3万6432ドル22セントの過去最高値を更新して取引を終えています。
インフラ法案は上院ではすでに可決しています。総額1兆ドル規模の投資を目指し、道路や橋、電力送電網のほか、電気自動車(EV)向け設備や高速通信網の整備などを進めます。前週末に発表された10月の米雇用統計で雇用者数が市場予想を上回って増えたのも、景気敏感株への買いを誘いました。
米長期金利は(1.4%)台後半と5日終値(1.45%)を上回って推移し、前週後半に見られた低下が一服しまし。利ざや縮小の懸念が薄れ、金融のゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースに買いが入っています。
ハイテク株主体のナスダック総合指数と幅広い銘柄のSP&500種株価指数は続伸し、ともに8営業日連続で最高値を更新。それぞれ10.77ポイント高の1万5982.36、4.17ポイント高の4701.70で終えています。
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