『散り椿』@<木村大作>監督
9月
23日
『雨あがる』(2000年)などの監督<小泉堯史>を脚本に迎え、直木賞作家<葉室麟>の同名小説を実写映画化しました。
享保15年。「瓜生新兵衛」は、藩の不正を訴え出たために藩を追われてしまいます。追放後も連れ添い続け、病に倒れた妻「篠」は、死の床で最期の願いを「新兵衛」に託します。それは、「新兵衛」のかつての友にしてライバルであり、藩追放に関しても大きな因縁を持つ人物「榊原采女」を助けてほしいというものでした。
妻の願いをかなえるため故郷へ戻った「新兵衛」は、やがてある確証を得て「采女」と対峙します。過去の不正事件の真相や妻の本当の思いを知る「新兵衛」でしたたが、その裏では大きな権力が彼を襲おうとしていました。主人公「新兵衛」を<岡田准一>、かつての友「采女」を<西島秀俊>が演じるほか、妻「篠」に<麻生久美子>、<黒木華>、<池松壮亮>、<芳根京子>らが名を連ねています。