日経平均株価(6月8日)@終値2万8963円56銭
6月
8日
心理的な節目の2万9000円を超えた水準では上値の重さが意識され、次第に利益確定などを目的とした売りに押され反落し、前日比55円68銭(0・19%)安の2万8963円56銭で取引を終えています。
日経平均は朝方には上げ幅を120円にまで広げましたが、買いは続きませんでした。チャート上で75日移動平均(8日時点、2万9183円)が上値抵抗とみなされやすいうえ「2万9100円台は今年に入ってからの信用買いの平均コスト水準のため、戻り待ちの売りが出やすい」ようです。反面、下値も堅かった推移を見せています。
新型コロナウイルスワクチンを巡って大学や職場での接種を目指す動きが広がりを見せており、経済活動の正常化期待も相場を支えたようです