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- ダウ平均株価(5月27日)@終値3万4464ドル64セント
27日の米株式市場でダウ工業株30種平均は、雇用指標の改善を好感し続伸してはじまりました。終値は前日比141ドル59セント(0.41%)高の3万4464ドル64セントで取引を終えています。
朝方発表の週間の米新規失業保険申請件数が市場予想より少なく、雇用回復が続いているとの観測が後押しし、景気敏感株を中心に買いが優勢でした。
新規失業保険申請件数は40万6000件と前週から減り、市場予想(42万5000件程度)も下回っています。新型コロナウイルスの感染が広がった昨年3月以降で最低を更新しています。経済活動の正常化に伴って「さらに失業保険の申請件数は減る」との見方があり、景気回復期待が高まっています。
ダウ平均の上げ幅は一時285ドルに広がりましたが、朝高後は伸び悩んでいます。長期金利が上昇すると相対的に割高感が意識されやすい高PER(株価収益率)のハイテク株は下げ銘柄が目立ち、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は小反落し、前日比1720ポイント(1.72%)安の1万3736.276で取引を終えています。
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