5月26日夜、「皆既月食」
5月
23日
「月食」は、太陽、地球、月が一直線に並んで月の表面に太陽光が当たらなくなり、月が暗くなったり一部が欠けて見えたりする現象です。一部が入るのが「部分月食」で、今回のように月全体が地球の影にはいりますと「皆既月食」になります。国内で観測できる頻度は大体1、2年に1度ほどです。
「皆既月食」の時には、月が真っ暗にならず赤黒く見えます。これは地球を覆う大気をわずかに通り抜けた太陽の赤い光が月を照らすために起こります。「皆既月食」中は月の明るさが失われ、皆既月食が起きる午後8時9分から28分までの時間帯は全国共通の19分間と短めですが、周辺の星々もいつも以上に輝いて観測できるとおもいます。
また、26日は、2021年で最も地球と近づく「満月」であり、平均より1割弱大きく見え、俗に「スーパームーン」とも呼ばれています。
部分月食の開始時間は<18:44>頃ですので、神戸では<18:56>が月の出時刻ということで既にかけ始めている状況になります。