終値3万4382ドル13セント@ダウ平均株価
5月
15日
米長期金利が低下し、投資家心理が改善。前日に引き続き高株価収益率(PER)銘柄が多いハイテク株に押し目買いが優勢となっています。経済活動の正常化期待の高まりから、景気敏感株の上昇も目立っています。
米商務省が朝方に発表した4月の小売売上高は過去最高だった3月をわずかに上回っています。伸び率では前月比横ばいと、米政府による現金給付で急増した3月(10.7%増)の反動で落ち込み、市場予想(0.8%増程度)も下回りました。発表を受け米債券市場で長期金利が前日に続いて低下し、ハイテク株が買い直されました。
米疾病対策センター(CDC)は13日、新型コロナウイルスワクチンの接種を完了した人は原則、屋内・屋外ともにマスクをつけなくても良いとする指針を発表、夏にかけ経済活動が活発化するとの期待が高まり、幅広い銘柄に買いが集まっています。