終値3万4113ドル23セント@ダウ平均株価
5月
4日
世界的な景気回復期待を背景にエネルギーや素材、資本財など景気敏感株に買いが入りました。良好な米経済指標の発表も好材料になりました。また、ニューヨークなど3州が新型コロナ対策として飲食店や小売店に求めている人数規制の大半を解除する方針を発表したことも好感されています。
米サプライマネジメント協会(ISM)が3日に発表した4月の製造業景況感指数は60・7でした。3月(64・7)から低下しましたが、好不況の境目とされる50を上回りました。IHSマークイットが発表した4月の世界の製造業購買担当者景気指数(PMI)は55・8と2010年以来、11年ぶりの高水準となっています。
景気敏感株が買われた一方、主力ハイテク株は売り優勢でした。ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は続落し、前週末比67.563ポイント(0.48%)安の1万3895.118としています。