アイスランドの首都レイキャビクの南西約30キロで19日夜、火山が噴火しています。発生したのはレイキャネス半島のファグラダルスフィヤル山付近で、同半島での噴火は12世紀以来だといいます。
レイキャネス半島では過去4週間で4万回もの小規模な地震が発生、年間1000-3000回だった2014年以降に比べて急増していました。
噴火地点では500-750メートルにわたり台地に亀裂が入り、溶岩が100メートルほど吹き上がっているようです。
気象当局によりますと、近隣の町や施設に今のところ差し迫った危険はありません。レイキャビクの国際空港は閉鎖していませんが、運航するかどうかは各航空会社の判断となるようです。
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