新型コロナウイルス@台湾:8カ月ぶりに死者
1月
31日
台湾は、新型コロナの感染拡大を長く抑えていましたが、2021年1月に入って台湾北部の桃園市の病院で院内感染によるクラスター(感染者集団)が発生しました。新型コロナの治療を担当した医師や看護師、その家族が次々と感染し、これまでに19人の感染が確認されています。死亡した80代の女性もこのうちの一人で、腎臓病や糖尿病などの持病がありました。
台湾では今後、2月10日から16日まで春節の大型連休を迎えます。帰省など人の往来が増える時期と重なり、当局の警戒感は一段と強まっています。
30日はこのほか、海外から台湾に入った6人の感染も発表され、台湾の感染者は累計909人、死者は8人となっています。