台湾の衛生福利部(厚生省に相当)中央感染症指揮センターは30日、北部・桃園の病院で発生した院内クラスター(感染者集団)に関連し、新たに4人の感染が確認され、このうち80代の女性が29日、死亡したと発表、台湾で新型コロナ患者の死亡が確認されたのは昨年5月以来約8カ月ぶりになります。
台湾は、新型コロナの感染拡大を長く抑えていましたが、2021年1月に入って台湾北部の桃園市の病院で院内感染によるクラスター(感染者集団)が発生しました。新型コロナの治療を担当した医師や看護師、その家族が次々と感染し、これまでに19人の感染が確認されています。死亡した80代の女性もこのうちの一人で、腎臓病や糖尿病などの持病がありました。
台湾では今後、2月10日から16日まで春節の大型連休を迎えます。帰省など人の往来が増える時期と重なり、当局の警戒感は一段と強まっています。
30日はこのほか、海外から台湾に入った6人の感染も発表され、台湾の感染者は累計909人、死者は8人となっています。
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