本日「BS-TBS]にて21:00より、二つに割れて対立する関西の広域暴力団の抗争の前面に立つ極妻たちの姿を描き、1990年6月2日に公開されました『極道の妻たち 最後の戦い』の放送があります。
<家田荘子>原作の同名小説の映画化第4弾で、脚本は、『女帝 春日局』(1990年・監督: 中島 貞夫)の<高田宏治>が担当。監督は、『アナザーウェイ D機関情報』(1988年)の<山下耕作>が務め、撮影は『女帝 春日局』の<木村大作>が担当しています。
関西地区を牛耳る広域暴力組織の中松組が跡目相続問題で分裂しました。五年後、枝分かれをした川越会本部では病床の川越会長をはじめ、幹部連中が集まっていました。その中に服役中の瀬上組々長「瀬上雅之」(小林稔侍)の妻「芙有」(岩下志麻)の姿もありました。彼女は夫の服役中、気丈の強さで組織を守っています。そんな時、五年前に中松組の銃弾で夫を失った「伊勢夏見」(かたせ梨乃)という女が残った組員の「根津豊」(哀川翔)を連れて大阪へやって来ます。
そしてふとした事件で出会った「芙有」と「夏見」は固い友情で結ばれます。亡き夫の復讐に燃える「夏見」は、瀬上組を中松組と互角に張り合える組織へ拡大しようとする「芙有」に協力しますが、川越会系組長の「光石」(品川隆二)の裏切りにあい、「夏見」は乱闘の末「光石」を射殺しそのまま身を隠してしまいます。
「夏見」からの連絡も途絶え、妹分の安否が気にかかった「芙有」は確たるあてもなく夏見の故郷である美浜へと足を向けます。だがそんな「芙有」の心配をよそに「夏見」は仇である中松組々長「田所亮次」(中尾彬)を射めようとしますが、逆に銃弾を浴び息絶えてしまいます。
それは中松組に丸め込まれた川越会が解散をした直後でした。出所後、中松組におだてあげられていた「瀬上」は結局自分がただの道化役であったことに気付き、戦争を再開しようとしますが、「芙有」は「豊」らを連れて組を去って行きます。そして「夏見」の死に決着をつけるべく、「芙有」は「田所」を射止めるのでした。
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投稿日 2021-01-30 14:26
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2021-01-30 17:09
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