今年の読書(1)『院内刑事 パンデミック』濱嘉之(講談社文庫)
1月
2日
今年最初の読書は、<濱嘉之>の「院内刑事(デカ)」シリーズとして、『『院内刑事 ブラックメディスン』・『院内刑事 フェイク・レセプト』に続く4作目の『院内刑事 パンデミック』(2020年11月13日刊)です。
発行日を記載しましたのは、現在の新型コロナウイルス感染をタイムリーに話題として取り入れているので、いつも以上にはぅりょくある内容で楽しめましたし、改めて著者の力量に感心しました。
「院内刑事」として大規模病院「川崎殿町病院」の危機管理業務を引き受けている主人公「廣瀬知剛」は、横浜港に感染者がでたクルーズ船が寄港することにより、病院内にコロナ対策としての手配を始めていきます。
全7章からなる構成ですが、前半部は、お大規模病院内で起こる人事を含めた現実問題に対処してゆく「廣瀬」がえがかれていますが、第4章の『パンデミック』で、新型コロナの現状が、公安出身の経験を生かした内容と共に見事に描かれていました。
またその後は、大病院ならではの実情に沿った問題を、見事に解決、危機管理のスペシャリストとしての面目躍如といった内容で、年当初から読み応えのある一冊に当たりました。
発行日を記載しましたのは、現在の新型コロナウイルス感染をタイムリーに話題として取り入れているので、いつも以上にはぅりょくある内容で楽しめましたし、改めて著者の力量に感心しました。
「院内刑事」として大規模病院「川崎殿町病院」の危機管理業務を引き受けている主人公「廣瀬知剛」は、横浜港に感染者がでたクルーズ船が寄港することにより、病院内にコロナ対策としての手配を始めていきます。
全7章からなる構成ですが、前半部は、お大規模病院内で起こる人事を含めた現実問題に対処してゆく「廣瀬」がえがかれていますが、第4章の『パンデミック』で、新型コロナの現状が、公安出身の経験を生かした内容と共に見事に描かれていました。
またその後は、大病院ならではの実情に沿った問題を、見事に解決、危機管理のスペシャリストとしての面目躍如といった内容で、年当初から読み応えのある一冊に当たりました。