『ミセス・ノイズィ』@<天野千尋>監督
11月
29日
小説家で母親でもある「吉岡真紀」は、スランプに悩まされていました。ある日、突如として隣の住人「若田美和子」による嫌がらせが始まります。それは日を追うごとに激しさを増し、心の平穏を奪われた「真紀」は家族との関係もギクシャクしていきます。「真紀」は「美和子」を小説のネタにすることで反撃に出ますが、その行動は予想外の事態を巻き起こし、2人の争いはマスコミやネット社会を巻き込む大騒動へと発展していきます。
主人公の小説家「吉岡真紀」を、『共喰い』(2013年・監督: 青山 真治) ・ 『楽園 』 (2019年・監督: 瀬々敬久)などの<篠原ゆき子>、隣人の「美和子」を『どうしようもない恋の唄』(2018年・監督: 西海謙一郎)の<大高洋子>、真紀の娘を『駅までの道をおしえて』(2019年・監督: 橋本直樹)の<新津ちせ>がそれぞれ演じています。
2019年・第32回東京国際映画祭「日本映画スプラッシュ」部門出品作品であり、主人公「吉岡真紀」役で「第59回アジア太平洋映画祭」の最優秀女優賞を、<篠原ゆき子>が受賞しています。