『ブラックパンサー2(仮題)』制作決定@マーベル・スタジオ
11月
23日
世界的な大ヒットを記録した『ブラックパンサー』の続編としてファンの期待を集めていた同作は当初、前作に続き監督を務める<ライアン・クーグラー>のもと、2022年5月の全米公開に向け2021年3月にクランクイン予定でした。しかし、主人公の「ブラックパンサー=ティ・チャラ」役を演じた <チャドウィック・ボーズマン>が今年8月、大腸がんのため43歳の若さで急逝 したことを受け、続編の製作はおろかシリーズの存続さえもが危ぶまれていました。
今回、マーベル・スタジオは『ブラックパンサー2(仮題)』の撮影を、2021年7月から米ジョージア州アトランタで開始すべく準備を進めているといいます。撮影期間は、約6カ月を予定しているとのことです。
また、前作から続投する「ティ・チャラ」の妹「シュリ」役の<レティシア・ライト>、「ナキア」役の<ルピタ・ ニョンゴ>、「エムバク」役の<ウィンストン・デューク>、「ラモンダ」役の<アンジェラ・バセット>ら主要キャストに加え、Netflixオリジナルシリーズ『ナルコス メキシコ編』の「ラファ」役で高い評価を得ているメキシコ人俳優の<テノッチ・ウエルタ>が、悪役として出演交渉を行っているようです。
今回の報道に関して、製作元のマーベル・スタジオから正式なコメントはまだ得られておらず、続編のストーリーはもちろん、<ボーズマン>なくしてシリーズをどう推し進めていくかについても不明。それでも同スタジオは、<ボーズマン>演じる「ティ・チャラ」をCGで再現するという選択肢は現段階で考えていないこと、また、「シュリ」がより大きな役どころを務めることになると認めています。