<グーグルロゴ>(210)「2020年ハロウィン」
10月
30日
ハロウィンの起源は古代ケルト人が始めたお祭りと言われています。古代のケルト人は11月1日を1年の始まりとしていました。そのため、1年の終わりにあたる「10月31日」に、秋の収穫を祝い、悪霊などを追い出す宗教的な意味合いのある行事だったということです。
昔は、有害な精霊や魔女から身を守るために仮面を被り、魔除けの焚き火を焚いていたそうですが、この風習が形を変えて現在のハロウィンの「ジャック・オー・ランタン」や子供達の仮装になり、幽霊、魔女、コウモリ、悪魔、吸血鬼など、「恐ろしい」と思われているものが選ばれる傾向があるようです。
ハロウィンは、ケルト人の文化だったことから、アイルランドを拠点に、イギリスや、その植民地だった現在の英語圏の国々に広まっていきましたが、ケルト文化や、英語圏の国々と関わりの無かった国々では、全く行われないところもあります。
日本での「ハロウィン」は、宗教心に基づくものではなく、「バレンタインデー」と同様に商業的要素が強いように思われます。