< 「オオスズメバチ」 画像:ファルコン昆虫記(569) >
米ワシントン州農務省(WSDA)の研究者は22日、同州ブレーンの土地で、「殺人スズメバチ」の異名で知られる 「オオスズメバチ」 の巣を発見しています。「オオスズメバチ」は、日本全国および、インドから東南アジア、東アジアにかけて広く分布していますが、米国で「オオスズメバチ」の巣が発見されたのは初とみられています。
(WSDA)の研究チームはまず、新しいわなを使って「オオスズメバチ」を捕獲し、それぞれの個体に無線追跡装置を装着しました。これを手がかりに調査を進めたところ、私有地に立つ木の空洞の中に巣があるのを発見。(WSDA)のメンバーは、数十匹の「オオスズメバチ」が木に出入りするのを目撃しています。
「オオスズメバチ」は米国では侵略的外来種に当たり、昨年12月にワシントン州で初めて発見されています。世界最大のスズメバチとされ、ミツバチなどの昆虫を餌にする。少数の「オオスズメバチ」の群れであっても、数時間のうちにミツバチの巣を全滅させる能力を持ちます。
通常は地中に巣をつくりますが、枯れた木の中に生息している場合もあるようです。(WSDA)は現地時間24日に木を取り除く予定としています。
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