命名・進水式「たいげい」@三菱重工業神戸造船所
10月
14日
防衛力整備の指針「防衛計画の大綱」では2010年以降、中国の海洋進出を念頭に日本が保有する潜水艦を16隻から22隻に増強する目標を掲げてきました。「たいげい」が部隊に投入されますと、22隻体制が実現することになります。
「たいげい」は基準排水量3千トンで全長84m、全幅9.1m。乗員は約70人。船体は従来型より相手に探知されにくい形状に設計され、リチウムイオン電池の搭載で潜航時間を長くなっています。建造費は約760億円。
海自が現在運用している潜水艦は、2750トンの「おやしお」型と2950トンの「そうりゅう」型。「たいげい」は、この2種類に続く新たなタイプの潜水艦となります。