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- 新種のエイ「モノノケトンガリサカタザメ」@「かごしま水族館」
「モノノケトンガリサカタザメ」(画像:かごしま水族館)
「かごしま水族館」は1997年の開館以来、20年以上館内の水槽で展示されていたエイ「トンガリサカタザメ」が実は新種のエイだったと明らかにしています。20日付の日本魚類学会の国際学術誌に掲載されました。
「トンガリサカタザメ」は国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストに指定されています。研究チームの黒潮生物研究所によりますと、新種はその仲間で、日本近海で新種のエイが発見されたのは約10年ぶり。裏から見ると三角巾を着けたお化けのように見えることから「モノノケトンガリサカタザメ」と命名されています。
2018年に鹿児島県薩摩川内市沖と他地域で撮影された標本の写真を見比べていたところ、違いを発見。鹿児島大総合研究博物館や同水族館などの協力を得て研究を進めたところ、新種と判明しました。九州西部に生息し、「トンガリサカタザメ」と比べて鼻先が丸みを帯びていることや、胸びれ中央の大きな黒い斑点模様などが特徴がみられます。
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