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投稿日 2020-09-27 05:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
「かごしま水族館」は1997年の開館以来、20年以上館内の水槽で展示されていたエイ「トンガリサカタザメ」が実は新種のエイだったと明らかにしています。20日付の日本魚類学会の国際学術誌に掲載されました。「トンガリサカタザメ」は国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストに指定されています。研究チームの黒潮生物研究所によりますと、新種はその仲間で、日本近海で新種のエイが発見されたのは約10年ぶり。裏から見ると三角巾を着けたお化けのように見えることから「モノノケトンガリサカタザメ」と命名されています。 2018年に鹿児島県薩摩川内市沖と他地域で撮影された標本の写真を見比べていたところ、違いを発見。鹿...
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投稿日 2020-06-09 05:46
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三重県鳥羽市の鳥羽水族館は8日、同県沖の熊野灘の深海で見つかった「ヨコエビ」が新種と判明したと明らかにしています海の底に沈んだ木から見つかったことから和名「チンボクヨコエビ」と命名。9日から同水族館で標本が展示されます。学名「バチケラドクス ヤポニクス」と名付けられ、6月4日に日本甲殻類学会の国際誌...
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投稿日 2020-04-25 10:04
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タイ南部のリボン島沖の海で22日、ゆったりと泳ぐ30頭以上のジュゴンの群れが上空からドローンで撮影されています。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)で国際的な人の動きが停滞するとタイの観光業は大打撃を受け、数百万人が職を失ないましたが、今週に入って「オサガメ」が人けがなくなったタイの砂...
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投稿日 2019-04-29 09:04
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「ホホジロザメ」が普段はゆっくり泳ぎ、獲物を待ち伏せする習性を持つことが、国立極地研究所の<渡辺佑基>准教授らの研究グループの調査で判明しています。人を襲うこともあるどう猛な肉食魚ですが、体温が高くエネルギーの消耗を抑える狙いがあるようです。論文は27日までに英科学誌に掲載されています。体長3~4メートルにもなる「ホホジロザメ」は周囲の水温より10度ほど体温が高く、筋肉を活発に動かして高速で泳げると考えられています。<渡辺>准教授らはオーストラリア南部のネプチューン諸島周辺で、8匹の「ホホジロザメ」を調査。泳ぐ速度や加速度を測る装置を背びれに取り付け、行動を記録しました。その結果、獲物のオット...
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投稿日 2019-04-18 09:04
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京都大学瀬戸臨海実験所(和歌山県白浜町)と同大学総合博物館(京都市)による共同研究グループは、緑色のとげを持つ熱帯性の「リュウキュウナガウニ」を白浜町の海岸で複数発見しています。沖縄以南に分布する種類で本州では初記録。「越冬個体も含まれ、海中の温暖化が進んでいることを示唆している」と注目しています。...
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投稿日 2019-04-12 17:34
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青森県八戸市の八戸港第3魚市場に11日朝、「チョウチンアンコウ」と同じような突起を持つ魚が水揚げされています。専門家によりますと、世界で過去3個体しか確認されていない「キタチョウチンアンコウ」に似ているとか。ただ、獲物をおびき寄せる誘因突起の先端が複数に分かれているなど「キタチョウチンアンコウ」と異...
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投稿日 2019-04-12 09:04
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沖縄美ら海水族館(沖縄県本部町)は4月11日、深海に生息するヤドカリ「ウスイロニセホンヤドカリ」の国内で初めての展示を開始したと発表しています。同館の「深海の小さな生き物」エリアで5月6日まで2個体を展示されています。ヤドカリは、同水族館を管理運営する沖縄美ら島財団が2018年5月に行った深海生物調...
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投稿日 2019-03-12 15:33
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北海道沼田町は11日、1989年に町内の川で見つかった骨の化石を調べたところ、約700万年前に生息し、その後絶滅したクジラの新種と分かったと発表しています。「ナガスクジラ」の仲間で、体長は推定10~15メートルといいます。中新世(約2300万~約530万年前)のナガスクジラ科の化石は少ないといい、町...
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投稿日 2018-09-15 18:35
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三重県鳥羽市の鳥羽水族館が飼育する絶滅危惧種ジュゴンの<セレナ>(メス、推定32歳)の飼育日数が15日、世界新記録の1万1476日(31年5か月)に到達しました。同館で飼育し2011年2月に推定33歳で死んだ<じゅんいち>(オス)の記録を抜いています。ジュゴンの寿命は60~70歳とされ、<セレナ>の記録更新は当分、続きそうです。 <セレナ>は1986年10月、同館とフィリピン政府共同の生態調査で、フィリピンのパラワン島で親とはぐれているところを保護され、同国から翌87年4月に贈られました。飼育員が考案した哺乳瓶で授乳するなどし、体長は当時の148センチから260センチに、体重は67キロから37...
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投稿日 2018-03-21 16:32
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滋賀県立琵琶湖博物館(滋賀県草津市)は、ロシア南東部バイカル湖の固有種「バイカルヨコエビ」の幼体約20体の展示を始めています。飼育下で繁殖と幼体の生育に成功するのは世界初になります、謎の多いバイカルヨコエビの生態解明につながる貴重な成果が期待できそうです。公開されたのは、バイカル博物館から譲り受けた...