「ウスイロニセホンヤドカリ」@海洋博公園沖縄美ら海水族館
4月
12日
ヤドカリは、同水族館を管理運営する沖縄美ら島財団が2018年5月に行った深海生物調査で、伊江島沖水深620メートルに仕掛けわなに4個体が偶然入っていました。これまでインドネシアで発見され、ニューカレドニアとオーストラリアでの採取記録がありますが、日本での採取は初めてになります。体の色が白っぽく、ホンヤドカリ属に形態が似ていることから、「ウスイロニセホンヤドカリ」と命名されています。
今回の捕獲・飼育で体色や肉食であること、性質はおとなしいことが判明。大きさはハサミ脚から尻尾まで約10センチと大型で、宿貝にイソギンチャクの仲間を共生させているのも特徴だといいます。