「バイカルヨコエビ」@滋賀県立琵琶湖博物館
3月
21日
公開されたのは、バイカル博物館から譲り受けた「バイカルヨコエビ」の一種で、とげのついたオレンジ色の外見が特徴。ヨコエビはダンゴムシの近縁種で、バイカル湖には約300種が生息しています。
昨年3月に飼育を始め、同5月に幼体が生まれているのが確認されました。バイカル博物館では飼育下で繁殖しても子供が成体に食べられるなどしており、繁殖と幼体の生育に成功した初のケースということです。
琵琶湖博物館の「古代湖の世界」コーナーで白っぽい幼体約20体を。5月6日まで展示が行なわれます。
ヨコエビについては分類は進んでいますが、詳しい生態は不明な点が多く、何を食べているのか、何回脱皮するのかといった生態について研究が進むことに期待したいです。