新種のエイ「モノノケトンガリサカタザメ」@「かごしま水族館」
9月
27日
「トンガリサカタザメ」は国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストに指定されています。研究チームの黒潮生物研究所によりますと、新種はその仲間で、日本近海で新種のエイが発見されたのは約10年ぶり。裏から見ると三角巾を着けたお化けのように見えることから「モノノケトンガリサカタザメ」と命名されています。
2018年に鹿児島県薩摩川内市沖と他地域で撮影された標本の写真を見比べていたところ、違いを発見。鹿児島大総合研究博物館や同水族館などの協力を得て研究を進めたところ、新種と判明しました。九州西部に生息し、「トンガリサカタザメ」と比べて鼻先が丸みを帯びていることや、胸びれ中央の大きな黒い斑点模様などが特徴がみられます。