『マイ・バッハ 不屈のピアニスト』@<マウロ・リマ>監督
9月
4日
病弱の幼少期にピアノと出会い、その才能が大きく開花させた<ジョアン・カルロス>。その才能を伸ばしていった彼は、20歳でクラシック音楽の殿堂として知られるカーネギーホールでデビューを飾り、「20世紀の最も偉大なバッハの奏者」として世界的に活躍するまでになります。
一流の演奏家として世界を飛び回っていましたが、不慮の事故により右手の3本の指に障害を抱え、ピアニストとしての生命線である指が動かせなくなってしまいます。しかし、不屈の闘志でリハビリに励んだ<ジョアン>は、ピアニストしての活動を再開。自身の代名詞ともいえるバッハの全ピアノ曲収録という偉業に挑戦します。そんな中、<ジョアン>はさらなる不幸に見舞われてしまいます。
『ジャングルの少女タイナ2 みんなで護る森』(2004年)の<マウロ・リマ>(52)が監督・脚本を担当、<アレクサンドロ・ネロ>が主演を務めています。バッハの名曲の数々など、劇中のすべての音楽は、<ジョアン>自身が演奏しています。