『君は彼方』@<瀬名快伸>監督
7月
15日
本作は、芸術、映画、そして漫画、アニメーションの街として新しさの中に、どこか懐かしいレトロな部分も持ち合わせている街・池袋を舞台に描かれています。幼なじみの「新」とケンカをした主人公「澪」が、仲直りのため彼のもとに向かう途中、交通事故に遭うことから始まる青春ファンタジー。意識を取り戻した「澪」の前には不思議な世界が広がっていました。
監督・脚本・原作を務めるのは、長編劇場アニメーション作品が本作で初となる<瀬名快伸>(41)です。「第10回山形国際ムービーフェスティバル2014」では、短編アニメーション作品『奇魂侍』で山形県知事賞を受賞。同作品はアニメーションの国際映画祭であるフランスの「アヌシー国際映画祭」にも出展されています。
また<瀬名快伸>は、監督・脚本だけでなく漫画の執筆、『刹界エイトレイド』では主人公「弥原アスマ」の声優も担当するなど、マルチな才能で活躍を見せる新進気鋭の監督です。
そして、本作で努力や面倒なことが嫌いで日々を何となく生きている主人公「澪」を、『わたしは光をにぎっている』 (2019年・監督:中川龍太郎)や <角川春樹>監督作 『みをつくし料理帖』 などの<松本穂香>(23)が、「澪」の幼なじみ「新(あらた)」を、 『チア男子!!』(2019年・監督: 風間太樹)の<瀬戸利樹>(24)が、それぞれ声を当てています。