(画像:国立科学博物館)
国立科学博物館は13日、千葉県習志野市にて落下した隕石を確認したと発表しています。7月2日未明に関東上空で目撃された非常に明るい流れ星「火球」に関連するものとみられています。
同博物館によりますと、国内で隕石の落下が確認されたのは2018年の小牧隕石(愛知県小牧市)以来53例目。今後分析を進め、国際隕石学会に「習志野隕石」の名称で登録申請されます。
関東各地で火球が目撃された2日午前2時半ごろ、習志野市内のマンション2階で大きな音がした。朝になって住民が共用廊下に石が落ちているのを発見。さらに中庭を調べたところ、もう一つの石を見つけています。
連絡を受けた同博物館が調べたところ、宇宙線で生成される放射性物質が検出され、その半減期からごく最近落下した隕石であることが判明。二つの破片はそれぞれ重さ63グラムと70グラムで、きれいに合わさる部分があり、一つの隕石が割れたものとみられています。
同博物館は今後、石に含まれる鉱物やガスなどの分析を進め、分類が確定した時点で学会に登録申請します。
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