「旧本野精吾邸」一般公開@住宅遺産トラスト関西
1月
18日
主催する住宅遺産トラスト関西(兵庫県西宮市)メンバーらによるギャラリートークもあり、近代建築の魅力や活用についても考えます。
<本野>は戦前の建築家で現京都工芸繊維大の教授も務め、自らの設計で1924(大正13)年に自邸を完成させました。旧本野邸は、むき出しのコンクリートブロックが用いられる一方、日本の風土や気候に合わせて窓や建物の上部に軒や庇(ひさし)も設けられ、欧州と異なるモダニズム建築の特徴をもっています。
一般公開は、建築設計事務所がオフィスとして昨年4月から活用を始めたのを記念して行なわれます。19日午後2時からは、活用を仲介した住宅遺産トラスト関西の理事で、京都工芸繊維大の<笠原一人>助教が建物について解説し、近代建築の継承と活用について関係者と語り合うよていです。