日本各地の里山にいる「チョウ」や「ゲンジボタル」、「ヘイケボタル」などの数が2008~2017年に大幅に減ったとの調査報告書を日本自然保護協会が12日、発表しています。
欧米では昆虫の急減が注目を集めており、日本も同様の傾向にあることが示された報告です。特にチョウ類は調査対象の約4割が、国が絶滅危惧種と判断する基準を上回る減少率でした。
「ハシブトガラス」や 「ヒヨドリ」、「ノウサギ」や「ヤマアカガエル」など、里山で広く見られた生物が減っていることも確認されています。逆に「アライグマ」などの外来種や「イノシシ」、「ニホンジカ」は数や分布域を増やしています。
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