<バンクシー>落書き盗難@パリ・ポンピドゥーセンター
9月
5日
「パリ・ポンピドゥーセンターにある駐車場の看板、その裏側に描かれていました<バンクシー>の絵が、すっぽりと切り取られ、盗まれてしまっています
フランスの国立近代美術館などがある文化施設ポンピドゥーセンターによりますと、先週末、敷地内にある駐車場の案内板に描かれた<バンクシー>作品が何者かによって盗まれたということです。
絵は、仮面をかぶったネズミがカッターナイフのようなものを持っているもので、去年6月に突如現れたとされています。センター側は3日、器物損壊の疑いで警察に被害届を提出、警察も防犯カメラの映像を解析するなど捜査を始めているということです。
パリ市内には街頭などにおよそ10の作品があるとされますが、今年1月には、2015年の同時多発テロの現場となった劇場の非常口にあった絵がはがされ、盗まれる事件が起きていました。