老いや病気と闘いながら国内外の街頭で半世紀以上踊り続ける大道芸人の <ギリヤーク尼ケ崎> (89:本名・尼ヶ崎勝見)さんが24日、故郷の北海道函館市内の広場で津軽三味線奏者の二代目<高橋竹山>さんと共演しています。大勢の観客が2人の芸に見入りました。 <ギリヤーク>さんは1968年10月に東京・銀座の街頭でデビュー。国内のほかパリ、ニューヨークなど海外へ進出する一方、阪神大震災や東日本大震災の被災地でも繰り返し公演してきました。近年はパーキンソン病や脊柱管狭窄症と闘いながら踊り続けています。 24日は黒子の女性が押す車いすで登場。歯を食いしばって一心不乱に踊る様子を観客は見守っていました。