摩耶山の名前の由来となったといわれるお寺「摩耶山天上寺」(神戸市灘区摩耶山町2ー12)で、33年に1度しか拝むことができない「秘仏三尊」が8月1日(木)~15日(木)10:00~16:00の期間、御開帳されます。
「摩耶山天上寺」は、その歴史は、大化2年(西暦646年)にまでさかのぼり、日本で唯一お釈迦さまの生母「摩耶夫人」をお祀りすることから、特に安産・子授け・子育ての守護仏として信仰されてます。
「摩耶山天上寺の「秘仏三尊」は、「十一面観音」「不動明王」「毘沙門天」で、普段は閉ざされている扉が、33年に1度だけ、開かれることになっていて、前回は、昭和61年、つまり平成の間には扉は一度も開かなかったことになり、今年が、ちょうどその年にあたります。
8月8日は、観音様に向けて天から除災招福の星がくだると云い伝えられていて、昼から「四万六千日大祭」が開催。ちょうど日付が変わる8月9日深夜0時にお参りをすると、1日で4万6000日分(約126年分)お参りしたのと同じ「功徳」「ご利益」があるとされています
普段は、17時に閉門ですが、この日は特別。境内は行灯の光と礼拝行などの声が響く、幻想的な雰囲気に包まれるようです。