部分月食(月没帯食)@7月17日
7月
15日
途中で月が沈んでしまうため、部分月食の全行程を見ることはできません。また、近畿より東のエリアでは月食が始まる前に月が沈んでしまうため、欠けた月を見ることはできません。
よく見えるのは沖縄。朝の5時1分にかけ始め、5時45分に半分ほどかけたまま沈んでいきます。福岡では5時過ぎに月の上側から欠け始め、5時18分に20%ほど欠けて沈んでいきます。日の出が5時20分ですから、実際に肉眼で見るのは難しいかもしれません。
このように月食した状態で沈んでいく現象を「月没帯食(げつぼつたいしょく)」といいます。これが見えるのは夜明け近くなので、空が明るくなって見えづらいかもしれませんが、ちょっと早起きして、西側が開けた場所、できれば地平線や水平線が見える場所で見てみてください。
なお、次回の月食は12月26日(木)で、部分月食として全国的に観測が可能です。