< 「オサガメ」(画像:むろと廃校水族館・田中優衣) >
世界的に絶滅が危ぶまれている世界最大のウミガメ「オサガメ」が、高知県黒潮町沖の定置網で見つかっています。調査した「むろと廃校水族館」(室戸市)の学芸員が標識(タグ)を付けて再び太平洋に放しました。生きている「オサガメ」が国内で確認されるのは珍しいとのこと。
6月24日午前7時ごろ、同町鈴の鈴共同大敷組合の組合員が定置網にかかっている「オサガメ」を発見しました。同組合の組合長から「珍しいカメがかかった」と連絡を受けた同水族館学芸員の<田中優衣>さんが確認しています。
「オサガメ」はメスで全長1・27メートル。黒っぽく若い個体とみられています。けがや弱っている様子はなく元気だったとか。<田中>さんはヒレに「日本」を示す「JPN」、識別番号、「ウミガメ協議会」の電話番号など連絡先を刻印したタグを取り付け、その後、漁船で沖合に運び、放流しています。
「オサガメ」はIUCN(国際自然保護連合)の絶滅危惧種に指定されています。成長すると全長約2メートル、体重が1トンになるといいます。主食はクラゲとされ、世界中の海を泳ぐが、詳しい生態は謎だそうです。
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投稿日 2019-06-28 06:49
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2019-06-28 07:03
ワオ!と言っているユーザー