<たま>(和歌山電鉄貴志駅駅長)や<ぱす>(会津鉄道芦ノ牧温泉駅駅長)と並びアイドル的存在でした、ひたちなか海浜鉄道の那珂湊駅(1913年(大正2年)12月25日開業・茨城県ひたちなか市)の雄の駅猫<おさむ>が23日午前、亡くなっています。同鉄道がサイトなどで発表しています。推定17歳の高齢でした。
「おさむ」は2009年、那珂湊駅にやってきた迷い猫でしたが、直後にやってきた雌の「ミニさむ」とともに同鉄道で保護し、駅猫として暮らしていました。「おさむ」の名前は「黒ネコのタンゴ」をヒットさせた<皆川おさむ>さんにちなんだもの。
警戒心が強く、駅舎の外にいることも多い「ミニさむ」とは対照的に人懐こく、自由気ままに歩き回る姿は、地元だけでなく、訪れる観光客にも人気でした。11年3月に発生した東日本大震災の影響で全線不通となった時も「おさむ」目当ての観光客が訪れています。
しかし、近年では活発に動き回ることは減り、世話をする駅員たちが専用の食事を用意するなどしていたようです。
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