小田急電鉄70000形電車「GSE」@鉄道友の会ブルーリボン賞受賞
5月
23日
70000形「GSE」 は2018年3月にデビューしています、小田急の新しい特急ロマンスカーです。愛称は「Graceful Super Express」の略。2005(平成17)年にデビューした特急ロマンスカー50000形電車「VSE」以来、13年ぶりに前面展望席を復活させています。
「VSE」が車両と車両のあいだに台車をひとつ設置した「連接式」だったのに対し、「GSE」は1両に台車をふたつ設けた通常タイプの車両に。これによりホームドアに対応できるようにしました。車体の色はローズバーミリオンをベースにした「鮮やかな塗装」が施されています。
2019年の候補車両は10形式。鉄道友の会は「展望席やスタイリッシュな車体デザインなど小田急ロマンスカーとしての伝統を継承しつつ、最新の設備・技術を惜しみなく導入してユニバーサルデザインの積極推進や環境負荷の低減を図るなど、現代の鉄道車両のトレンドリーダーにふさわしい極めて高い完成度に仕上げられている」として、「GSE」を「ブルーリボン賞」に選定しています。
このほか、相模鉄道(相鉄)の 「20000系電車」 と、叡山電鉄のデオ730形電車 「ひえい」 が「ローレル賞」に選ばれています。